●2013 釜石市災害復興公営住宅(小白浜地区その1)設計候補者選定簡易プロポーザル

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2013 釜石市災害復興公営住宅(小白浜地区その1)設計候補者選定簡易プロポーザル
1次審査通過、最終選考5者 共同設計 iroirotoridori   (Click!) 

自分たちで自分たちの環境をつくる。使い続ける場所、愛着のある居場所を
再度つくるには自らの手を加えることが必要だと感じている。
住み続けるための共有や共同の意識を生み出したいという想いを計画に盛込んでいる。
使い手が手を入れること、生活の表出が可能な住まいをつくることで
変化し住み続けることのできる場を生み出すことが可能になると考えた。



「小白浜の稲架(はざ)—住人がつくる日常の風景—」

■全体計画 
「稲架(はざ)」を利用した、住民が積極的に利用できる魅力的な住環境を提案します。
何故「稲架」なのか
・一人一人の営みが風景として視覚化される。
・一般的な材料と簡単な構造で多様で豊かな風景。
・住民が自らカスタムできる余地となる。
・専有と共助の活動の起点の場を生み出す。
限られたコストの中で最大限広いスペースを造り、その場所を住民、地域の人で
カスタムし、時間を経る中で場を育てていく計画です。
使い手が選択し変えられる共用部づくりを提案します。


■災害復興公営住宅についてー営みを風景にするー
○コミュニティのこと
・街並の立体化=街路の路肩空間の延長
・街並をつくる要素=住民の「生活の表出」を促す
・視線の立体化=住民同士の活動の共有化を高める
・路肩の井戸端空間=井戸端テラス
○居住空間・居住環境のこと
・住戸の「くし型雁行配置」=通風採光性能の向上
・共用部との接点に住戸の表出部を設置
・稲架(カスタムシェルフ)による空間分節
・ライトウェル(光井戸)による環境性能の向上
○住戸内のこと
・リビングアクセスは土間を利用した構成
・長く過ごす場所が井戸端テラスに面した構成
・共用部から段階的にプライベートへ移行する構成
・住戸の延長上に専有化できるスペースを配置
・地域の風向きを考慮した開口部の設計
・サービスバルコニーの完備

■生涯学習センターについてーまちのリビングー
○フレキシビリティーと一体感
・様々な機能が横断的に使用できる一体感のある構成
・仕切らず視覚的に連続し、他の活動が見える関係
・様々な活動に合わせて内外を一体化できる構成
・土足と上足を組み合わせた利用し易い場所を提案
○地域の核・町の延長としての公共空間
・入口を複数設定し入り易く、内外の一体利用が可能
・日常的に利用し易いオープンな構成
・道路から延長としての井戸端テラス
・通りから内部の活動の様子が見える

■配置について
・大きな建物ではなく、小さな住戸が集合したような計画
・既存の避難通路を維持し、1階を開放し視線を通すことで安全性を確保
・井戸端テラスから海が見える配置
・商店街との連続性を考慮し街路側に賑わいを配置
・石蔵周辺を広場としイベントや通りと一体的につながる計画
・石蔵のスケールに配慮し住棟を適切に分節した計画
・カスタムシェルフによるヒューマンスケールを大切にする