●墨田区北斎館(仮称)基本設計プロポーザル

墨田区で行われた葛飾北斎の基本設計プロポーザル形式のコンペ応募案。

うちそとデザイン+龍光寺建築設計 (Click!) 暮らしと建築社の3社で案を作成しました。
東京の事務所とはインターネットのテレビ電話を主なコミニュケーションツールとして
約300回のデータのやり取りや打合せが行われました。
両国駅近くの敷地に、美術館、北斎の研究機関、コミュニティー拠点を複合した建物を提案しています。

ー本文よりー

まちに開かれ、人々の交流がやさしく包み込まれる場を提案します。

この建築は、葛飾北斎の芸術作品を収集、研究、保存、展示するものであり、かれの残した業績を後世に伝える美術館です。それとともに、墨田区の地域活性化の拠点となり、生涯学習の場となる交流センターでもあります。
葛飾北斎の作品は高い芸術性を持ちながらも、日本の大衆文化に根ざしたものであり、ひろく人々に親しまれてきました。その芸術性は日本国内だけではなく、海外においても高く評価され、時代と場所を越えた普遍性を持つにまで至っています。
かれの生きた江戸時代の良質な日本文化を引き継ぎながら、それを次世代に伝ていくために、誰にでも開かれた美術館を提案します。地域に開かれ、公園に開かれ、まちに開かれ、誰にでも親しまれる北斎館を目指します。
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一枚の柔らかい布で覆われたような外観
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動線、展示空間、構造、設備の考え方
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外観から中の活動の様子が分かる
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内部に入るとどこで何が行われているか一目瞭然
今回は1次通過もなりませんでしたが、墨田区で行われた2次審査を見てきました。
選ばれた10組が順番にプレゼンテーションを行い、それぞれの案の提案がどこにあるのかを説明します。

建築はまだそこに無い物について、どのような考え方で、どのような空間を作るのかをプレゼンテーションするという作業を行います。
選ばれた10組はいずれも有名な建築家の事務所でしたが、聞きごたえのあるものでした。一つの大切なコンセプトを空間にいかに反映しうるか。これからも取り組みがいのある仕事です。